Skillnote、「個人カルテ」と「キャリアマップ」機能を追加し、製造業ではたらく人の自律的キャリア形成を支援
個人の成長支援と組織の適材適所をスキルデータの活用で加速
製造業の人材課題をスキルデータで解決する株式会社Skillnote(本社 東京都千代田区、代表取締役 山川隆史)は、「Skillnote スキルマネジメントシステム」に従業員の育成や成長に関わる情報を直観的に把握できる「個人カルテ」機能を追加、有償オプションとして4月2日より提供を開始いたしました。また、組織の人材構成を職種や職務ごとの習熟度別に可視化する 「キャリアマップ」機能を6月以降、新たにリリース予定です。

開発背景
製造業では今、人材育成に関わる複数の課題が同時に押し寄せています。厚生労働省「雇用動向調査」(2024年8月)によると、新規学卒者のうち製造業に就職する割合は、20年間で17.3%から8.6%へと半減しています。製造業が就職先として選ばれにくくなっているなかで、団塊世代の大量退職によって長年現場で積み上げられた技術やノウハウが失われるリスクは、年々高まっています。その一方で、製品の高度化・複雑化が進むなか、若手・中堅技術者の育成スピードが退職者の補充に追いつかないという状況が、多くの現場で生じています。「育てているつもりだった」という見落としが、組織全体の技術力低下につながりかねません。加えて、技術者自身の意識も変化しています。「自分が今どのステップにいて、次に何を目指せばいいのか」をキャリアパスとして会社が明示することが、技術者の定着率やモチベーションに直結する時代になっています。成長の見通しが持てない職場からは、優秀な人材ほど離れていくリスクがあります。
こうした課題に対し、育成管理の現場では今も「紙・Excel・上司の記憶」に頼った属人的な運用が続いているケースが少なくありません。製造業全体でDXが加速する中、育成管理だけがデジタル化に取り残されている状況は、もはや看過できない経営課題となっています。
その打開策として、Skillnote スキルマネジメントシステムは「個人カルテ」「キャリアマップ」という2つの新機能を追加します。「個人カルテ」は、従業員が積み重ねてきたスキルや経験といった情報を簡単かつ、直感的に把握できるようにすることで、管理職が従業員の主体的な成長のために具体的な育成のサポートができる環境の実現を目指しています。 また、「キャリアマップ」は、組織や職場の従業員別に、職種や職務単位でどの程度に習熟しているかを明らかにし、計画的な育成や業務へのアサインの判断の際に活用できる機能です。両機能により、従業員のスキルや経験などスキルデータを根拠としたキャリア形成支援と、戦略的な人材活用を支援します。
新機能の特徴
1.個人カルテ

①従業員の育成や成長に関わる情報が1箇所に集約
従業員ごとの保有スキルや目指すキャリアに対する現在地、目標設定と評価を管理する目標シート、これまでの業務経歴などの情報にワンクリックでアクセス可能です。この結果、個人面談や目標設定・評価時に、管理職と従業員で現状を簡単に把握することができます。また、異動した従業員のスキルや経験についても、データとして確実に引き継ぐため、スムーズな立ち上がりを早期に実現することが可能です。
②レーダーチャートで視覚的に強み・弱みを可視化
製造業の技術・技能部門では、管理スキルが100を超えることも多く、どのスキルを伸ばすべきか直感的に把握することが困難でした。レーダーチャートにより各スキルの習熟度をひと目で可視化でき、管理職と従業員が同じ画面を見ながら、「次はここを伸ばそう」と目線を合わせた育成方針の合意が可能になります。
③柔軟な閲覧権限の設定が可能
管理職や従業員本人、育成担当者などによって個人カルテの閲覧権限を柔軟に設定できます。セキュリティと利便性を両立しながら、組織の運用ポリシーに合わせた設定が可能です。
2.キャリアマップ(6月以降リリース予定)

① 従業員別の職種や職務ごとの習熟度を見える化
電気設計や機械設計などの職種や職務ごとに「初級→中級→上級→エキスパート」といったステップアップと、各ステップアップに求められるスキルや資格、経験などの要件を設定できます。各従業員がそれらの要件をどの程度充足しているかを、組織全体で一覧化して把握できるため、複数資料の照合や個別確認といった煩雑な作業を省くことができます。
② 勘や経験則に頼らない、数値に基づく育成を実現
これまで上司の経験や感覚に頼りがちだった成長の把握を、必要なスキルや資格、教育の取得率 (%)として客観的に管理できます。評価の根拠が明確になることで、育成面談での合意形成がスムーズになり、従業員本人の納得感と成長意欲を高めます。
③ 一人の従業員が複数の職種や職務を担う現場にも対応
一人の従業員が複数の職種や職務に関わるケースも職種や職務をまたいで一括で把握できます。業務へのアサインや多能工化を進める現場での育成管理に利用可能です。
今後の展開
Skillnoteは今後も、スキルデータの活用を通じて個人と組織の持続的な成長を支え、ビジョン「つくる人が、いきる世界へ」の実現に向けた製品開発をさらに推進してまいります。個人カルテにおいては、今回は先行して管理職向けの閲覧機能をリリースし、今後従業員本人が自身の個人カルテを確認できるよう機能を拡充予定です。さらに過去からの成長度合いの可視化や、目標値とのギャップなど、従業員の成長実感や自律的な目標設定につながる機能も改善する見通しです。また、 現状の人材構成や育成の計画、経年変化をもとに「このままでは将来、どのスキルを持つ人材がどれだけ不足するか」を可視化する新機能「人材ポートフォリオ」の開発も検討しています。
製造業の若手育成・キャリア開発をテーマにしたセミナーを開催
4月14日(火)より、製造業ではたらく若手社員のキャリア開発をテーマとしたオンラインセミナーを開催いたします。若手社員の離職防止やモチベーション向上に向けた、自律的成長の仕組みづくりについて、Skillnoteのデモを交えながらご紹介します。
<開催概要>
■タイトル:若手社員が自分の未来を描ける、現場のつくり方 ~キャリアパスとスキルを紐づけ、自律的成長を実現する~
■開催日程
・2026年4月14日(火)13:00~13:20 LIVE配信
・2026年4月22日(水)13:00~13:20
・2026年4月24日(金)12:00~12:20
■開催方法:オンライン(無料)
■登壇者:株式会社Skillnote ソリューションセールスDiv. 南口 萌々子
■詳細・申込:https://skillnote.jp/seminar/career-development_2604/
「Skillnote スキルマネジメントシステム」について
「Skillnote スキルマネジメントシステム」は、製造業において従来Excel等で管理されてきたスキルマップ(力量管理表)を一元的に管理・運用することのできるクラウドサービスです。現場のスキル/教育データがクラウドに登録され見える化が進むことで、スキルデータを活用した計画的な人材育成・人材配置を実現し、技能伝承、多能工育成、即戦力化といったものづくり企業の人材管理に関する課題解決に貢献します。
株式会社Skillnoteについて
「つくる人が、いきる世界へ」というビジョンのもとに、ものづくりにおける人の成長を科学し、ものづくりに関わる全ての人がいきいきと働く社会の実現を目指しています。
会社名:株式会社Skillnote
所在地:東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE
設立:2016年1月
資本金:9億2,476万円(資本準備金を含む)
代表者:山川 隆史
事業内容:スキルデータの活用で、ものづくりに関わる人と組織の力を引き出す各種クラウドサービスの開発・販売
HP:https://skillnote.jp/
*本プレスリリースに記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。
*本プレスリリースに記載されている情報は、発表日現在の情報です。











